寒さ対策は 身体の外と中から

朝ごはん

外側から温める

暖かさを保つための重ね着

重ね着は 体温を逃がさない空気の層を作ることができるので

分厚い1枚を着るよりも 暖かく、保温性があります。




直接肌につける下着は、汗を吸収しやすい素材を、




2番目には保温性があるもの。

フリースやダウン、羊毛等が効果的です。




体温を閉じ込める空気の層を作ってくれるので

とても暖かく感じます。




3番目には風や雨から守り、なおかつ通気性を持つ素材が適しています。

体温は逃がさず、内部の湿気だけを外に逃がす役割をするものが良いですね。




これには、ゴアテックス やコーティングされたナイロン素材等、

薄くても 一番上に着る事で 十分温かく感じる事ができます。

食事を通じて内側から温める

食材を選ぶ:体を温める食材

体を温める食材には、生姜、ニンニク、唐辛子などがあります。

あと、根菜類。




冬場は特に多いですね。




これらは血行を促進し、体温を上昇させる効果があります。




生姜に含まれるジンゲロールは血流を改善し、体を温める働きをします。

ただし、熱を加えた場合は ジンゲロールが効果を発揮しますが、

冷たいままのしょうがでは、しょうがオールという成分なので

身体を冷やしてしまいます。




同じ食材でも、調理の仕方によって 効能が真逆になるんですね。







ニンニクやしょうが、唐辛子等は代謝を促進し、

身体の中で 熱産生を高める効果もあります。




食べた後、身体が熱くなるのは、このせいです。

料理を選ぶ:身体を温めるメニュー

温かいスープやシチューは、体を内側から温めてくれますね。




野菜たっぷりのミネストローネや、生姜を効かせたチキンスープ等。

体温を上げてくれると同時に栄養豊富です。




スパイスを効かせた料理も体を温めるのに効果的で、

カレーやスパイシーな炒め物等もおすすめです。




あとは、とろみのついた料理。




同じ汁物でも、とろみがついていると、

より温かさが持続しますね。




ご飯も 雑炊やおかゆにするととろみがつく為、

より身体を温めてくれます。




消化も良いので、体調の悪い時に食べる、

というのは 理にかなっているんですね。

食事による体温調整

食事が体温に与える影響

食事が体温に及ぼす影響は、栄養素によって変わります。




炭水化物は速やかにエネルギーになり、体温を上昇させてくれます。




脂質はより長い時間をかけて燃焼され、持続的に体温を維持してくれます。




タンパク質は体の修復とメンテナンスに不可欠で、代謝を促進し体温を高めます。




三大栄養素の中でも、特にたんぱく質は一番熱量を上げてくれるので、

特に朝食に摂ると ダイエットにも繋がりますね。

熱量を高めるための食事ポイント

熱量を高めるには、バランスよく栄養を摂る事がとても大切です。


健康維持にも欠かせませんね。


精製していない 全粒穀物や、
豆類、肉類、野菜などを適切に組み合わせることで、体温を効果的に管理できます。


スパイスや香辛料には 代謝アップの効果もあるので、体温を自然に高めることができますね。
 
また、スパイスを加える事で減塩でも美味しく戴けるので、
日常から料理に意識して取り入れられると良いですね。

寒さ対策と健康維持

食事と健康のバランス

ビタミン、ミネラル、食物繊維なども意識して摂る事で

食べたものを熱、エネルギーに変えてくれます。


いくらお肉やお魚などを沢山食べたとしても、

ご飯やパンだけを沢山食べても、


エネルギーに変えてくれる役割の栄養がなければ

しっかり燃えません。


このエネルギーに変えてくれるのが

野菜や果物が持つ ビタミンやミネラルです。


加えて、これらは免疫アップ効果やアンチエイジング効果もあるので、

日頃から意識して摂らないといけませんね。

健康的なライフスタイル

寒さ対策は、一時的な措置ではなく普段の生活の中で続けて行う事で違ってきます。

体温を上げるための運動は、血流も良くなるので 健康維持にも繋がりますね。


睡眠も体温調整に大きな役割があります。

ぐっすり眠る事で ホルモンが分泌され

体温の自然な調節機能をサポートしてくれ、
日中の活力もスムーズになりますね。



ストレス管理も寒さ対策には不可欠です。

一見、関係ないように思われがちですが、

ストレスは体温を下げるんですね。



同時に、ストレスは睡眠の質も

内臓の働きを悪くしてしまうので、

リラクゼーションや趣味の時間を持つ等して

なるべくストレスを溜めないようにすることも 元気に過ごす秘訣ですね。