内臓脂肪を減らすための食事改善の必要性と食事の仕方、レシピもご紹介
「お腹まわりが気になる」「健康診断で内臓脂肪の増加を指摘された」
そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?
実は、内臓脂肪を減らすことは単に見た目だけでなく、健康にも大きな影響を与えます。
本記事では、内臓脂肪を減らすための具体的な食事改善の方法と、
その効果を最大限に引き出すレシピをご紹介します。
健康的な生活を送りながら、理想の体型を手に入れるための第一歩を一緒に踏み出しましょう。
幸せの基本は健康
働く目的、お金を稼ぐ目的、生きる目的…
全て楽しい生活を送りたい、幸せになりたいからだと思います。
その幸せの基になるのは、まずは健康。
また、健康を維持するためには 食事が最も大きなウェイトを占めていると言っても過言ではありません。
食事が与えてくれるもの
単に食事をする、と言っても 空腹を満たすだけではありません。
何気なく食べている日々の食事から 受ける恩恵は、計り知れないものがあります。
お腹いっぱいになると、満たされた気持ちや 満足感が味わえます。
また、美味しいものを食べると幸せな気持ちになれますね。
このように食事は空腹を満たすだけではなく、心を豊かにしてくれ
充足感や幸福感を与えてくれるんですね。
いわゆる、『心の健康』に大きく関与してくれるのも食事なんです。
食事習慣から作られるもの
毎日、どんなものを食べるか。
この積み重ねによって、私たちの健康は大きく変わってきます。
食習慣は、体質だけではなく 体格や性格までも作り上げるんですね。
その性格や考え方から、病気が加速してしまう…という事もあるのです。
病気の原因にもなる食事
身体は食べたものでしか作られません。
食べたいものを、食べたいだけ、好きな時間に食べていると
身体はその処理が追い付かなくなり、見た目や体調を悪くして
警告します。
お腹が出てきた。
便秘がち。
疲れやすい。
やる気が出ない 等。
それでも放っておくと、薬に頼らなくてはいけなくなり、
取り返しがつかない事になる事もあります。
体質の遺伝と生活習慣
よく、親が糖尿病なら 子供もその可能性が高くなる。
両親が太っていると、大抵その子供も太っている。
癌家系だから、癌になる可能性が高い。
そんな風に、糖尿病や高血圧、がんなどの生活習慣病は
遺伝が原因という風に考えがちです。
病気の原因は 主に生活習慣です
ですが、体質的な遺伝は 実は ごくわずか。
原因は、体質ではなく、親から受け継いだ 生活習慣、
特に食習慣を受け継継ぐ事で 同じような嗜好になり、
それが同じような体質を作り上げて、発症率が高くなるそうなのです。
内臓脂肪が多くなる、つまり体脂肪率が高くなる…
というのは、ほとんどの原因が生活習慣から来るものです。
生活習慣病の主な原因
生活習慣病の主な原因になってしまうのは、内臓脂肪です。
この内臓脂肪を減らす為に
・カロリーを極力抑えた食事をする。
・糖質を摂らないようにする。
そんな事をする方も多いようですが、それでは返って代謝を下げてしまい
溜め込んでしまう結果になって、悪循環なんですね。
内臓脂肪を減らすには
まずは、食事を減らす事ではなく、代謝を上げる事に意識をむけましょう。
代謝とは、
1.体温を維持したり、内臓を動かす基礎代謝
2.古い細胞が新しい細胞に作り替えられる新陳代謝
3.身体の働きを一定に保つホルモン代謝
この3つが正常に機能していると、
内臓脂肪となって ため込んでしまうという事はありません。
いわゆる、『痩せやすい身体』になるのです。
代謝を良くする為に大切な事
代謝を上げる為には 、
「食事」「運動」「睡眠」を意識して摂る事が不可欠です。
一つゝ見ていきましょう。
内臓脂肪を減らすための食事の仕方
なにはともあれ、食事はバランスよく摂る事が一番です。
栄養素にはそもそも 良い悪いはなく、
全て身体にとって必要なのですから。
それが偏ってしまうと、せっかく摂った栄養が
上手く身体の中で作用しなくなり、
結果、溜め込んで内臓脂肪になってしまう…
という事になってしまいます。
バランスよく食べる為に意識すべきこと
食事をバランスよく摂りましょう、といわれても
どんな食事がバランス良いのか、が分からないですよね。
意識する事は
・カロリーが高いか低いか、で判断するのではなく
炭水化物、タンパク質、野菜が(6:2:2)
の割合で含まれているか、を意識する。
・タンパク質と炭水化物、ビタミンやミネラルを一緒に摂る。
これは、燃えやすい組み合わせに繋がります。
身体に合わせた食べ方とタイミングを意識する。
時間だからと言って、お腹も空いていないのに食べる、
痩せたいからと言って、朝ごはんを抜いてお昼も軽めにする 等。
そんな習慣をつけてしまうと、身体は有事に備えて
溜め込んでおこうとします。
それが内臓脂肪になってしまうんですね。
また、寝る前に食事を摂ると、血液が消化の方に回されてしまうので
睡眠の質が悪くなってしまいます。
また、内臓の負担にもなってしまうので、続けていると
機能自体が低下してしまう事になりかねません。
寝る 最低3時間前は食事を控えるか、消化の良いものを少しにしましょう。
代謝をアップして内臓脂肪を減らすお勧めのレシピ
これ一品で栄養バランスが取れるメニューです。
多めに作って冷凍もできるので、是非お試しくださいね。
《にらまんじゅぅ》
【材料 2~3人分】
A小麦粉 … 100g
Aベーキングパウダー …小1/2
A砂糖… 小1
A塩 …少々
A水 …50cc
Aごま油 …大1/2
豚ミンチ… 100g
B片栗粉…大1/2
B醤油・オイスターソース … 各大1/2
B酒・ごま油…各大1/2
B塩…小1/6
Bコショウ …少々
ニラ… 1/2束
キャベツ … 50g
干し椎茸(戻してみじん) (乾)… (乾)8g
ゆでたけのこ …25g
しょうが … 1/2かけ
白ねぎ…1/8本
水… 50cc
ごま油 …大1/2~1
【作り方】
1. Aを全て合わせ、まとまれば手でなめらかになるまで良くこねる。ラップをして約30分休ませる。
2.豚ミンチにBを加えてねばりが出るまで良くこねる。
野菜は全てみじん切りにして混ぜる。
3.1の皮を9等分にし、伸ばして2の具を包む。
4.フライパンを熱して油を多めに入れ、3をこんがり焼く。焼き色がついたらひっくり返し、水を加えて蓋をして蒸し焼きにする。
5.両面こんがりと焼けたら、ごま油を回し入れてカリッと焼き、好みで辛子醤油をつける。
身体を動かす事で代謝を上げる
食事だけではなく、運動をして 摂ったカロリーを消費する事も大切ですね。
運動をする事で体温が上がり、血液の循環も良くなります。
そうすると、消費エネルギーも多くなり、使われる方に回るので
溜め込みにくくなるんですね。
それに、体温が上がる事で 免疫力も上がるので 病気になりにくい身体造りにもなります。
体温を上げる為に
運動には、持続的に行って代謝を上げる「有酸素運動」と
短い時間に大きな負荷をかけて行う 強度の高い「無酸素運動」があります。
「有酸素運動」は、筋肉を動かすエネルギーである脂肪を酸素を使って燃焼させます。
一方、「無酸素運動」は酸素を使わず、糖をエネルギー源にして筋肉量を増やして
基礎代謝を高めます。
いずれにせよ、内臓脂肪を燃やし、溜め込みにくい身体になります。
代謝と睡眠の関係
代謝を上げる為に、睡眠は直接関係ないように思われるかもしれませんね。
でも実は、睡眠とエネルギー代謝は無関係ではありません。
睡眠不足は代謝疾患や内臓脂肪の増大、つまり肥満の発症に大きく関係している事が
研究で明らかになっています。
まとめ
食事はバランスよく摂り、適度に運動をして しっかり睡眠を取る。
これらを意識した生活習慣にする事が
自然に内臓脂肪が落ち、痩せやすい身体を作る事になります。
無理をして、ローカロリーにする必要も
極端に油を抑えて味気のない食事にする必要もないのです。
食事は本来、痩せるための食事、ではないはずです。
ただ、空腹を満たすだけでもありません。
美味しく食べる事で、満たされた幸せな気持ちになる。
それが 結果、理想の体型や、健康な身体を作る事になる
というのが 食事の持つ力なのです。
また、身体を動かす事で 食事も美味しく戴け、睡眠もしっかり取れる事に繋がります。
ちょっと意識するだけで、
習慣の積み重ねは 大きな結果となって表れますよ。
健康維持の為にも、ご自身やご家族の為にも幸せを維持する為に
変えていきませんか?