妊活中の食事はこれがポイント!楽しみながら健康な体を作るコツを伝授
昔はあまり聞かなかった 「妊活」という言葉。
昨今の晩婚化に加えて、偏った食事やダイエット、ストレス等が原因で
不妊に悩むカップルが 増えていると聞きます。
妊娠する為に 排卵日を計算したり、タイミングを合わせるのも大切ですが、根本になる身体づくりが最も大切になります。
この記事では 日々の食事と 生活のあり方についても触れていきますね。
妊活中の食事は身体を温めるものを意識して摂る
不妊は 身体の冷えから、とも言われています。
ダイエットを続けて栄養不足になっていたり、運動不足で血行不良。
その上、ストレス社会の現代、冷え性の方は年々増加しているとか。
不妊の原因は 女性だけでなく 男性にも考えられます。
女性だけが気を付けるのではなく 夫婦で 食事から見直されると良いですね。
身体を温める食材
身体を温めてくれる食材は、たんぱく質や 根菜類です。
あと、発酵食品や 雑穀などの未精製の穀物も 身体を温めます。
逆に、精製された穀物 白米や小麦粉、上白糖は 身体を冷やします。
普段何気なくこれらは食べていると思いますが、砂糖を きび糖や三温糖、黒糖などに変える。
白米を 玄米や雑穀米に変えるだけでも違ってきます。
できる所から是非取り入れてみましょう。
血行を良くする食材を摂る
身体を温めるためにも血流を良くしたいものです。
定期的に運動をするなど、普段から 意識して歩くようにする。
朝起きたら 軽くストレッチをするなど心がけられると良いですね。
あと、血流を良くしてくれるのは、食べ物ではココアや チョコレートに含まれるカカオです。
私は夜、 豆乳に ココアパウダーとしょうがパウダーを入れてホットにして戴きます。
どれも身体を温めてくれる食材なのでお勧めですよ。
朝ごはんをしっかり食べる
朝、しっかり朝食を戴く事で 体温が上がり、身体が活動モードになります。
朝ごはんを摂ってから15時間前後で 睡眠ホルモンのメラトニンが作られ、自然に眠くなるようにできているんですね。
人間の身体って、ほんと凄いです。
朝ごはんが 身体を動かすリズムを作っている、と言っても過言ではありませんね。
朝食には、前述の 雑穀や発酵食品、また肉や魚のたんぱく質を摂るよう常に意識してくださいね。
妊活中に最適な朝ごはん
妊活中の食事は、体を妊娠しやすい状態に整えるために非常に重要です。
特に朝ごはんは一日の基礎代謝やエネルギーを補給する大切な食事であり、適切な栄養素を意識して摂取することで妊娠に向けた体づくりをサポートできます。
以下では、妊活中におすすめの朝食についてご紹介しますね。
全粒穀物を取り入れた朝食
全粒穀物(玄米、雑穀米、全粒パンなど)は、血糖値の急激な上昇を防ぎ、エネルギーを長時間維持するのに役立ちます。
さらに、食物繊維が豊富なため、消化を助け、腸内環境を整える効果もあります。
気になる 体重の増えすぎにも効果がありますよ。
腸の健康はホルモンバランスにも影響を与えるため、妊娠しやすい体づくりには欠かせません。
発酵食品で腸内環境をサポート
発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)は、腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高める働きがあります。
腸内環境が整うことで栄養素の吸収も良くなり、ホルモンバランスが改善されるため、妊活には非常に有効ですよ。
ヨーグルトにフルーツを加えたり、納豆を雑穀ご飯にかけて食べると、更に腸内環境の改善に有効です。
日々の朝食には そのように組み合わせられるのがお勧めです。
良質なたんぱく質を摂取
妊活中には、たんぱく質の摂取がとても重要です。
たんぱく質は細胞の修復や成長を促進するだけでなく、ホルモンの生成にも関わります。
朝食には卵、魚(特に青魚)、鶏肉、または大豆製品(豆腐や納豆)を進んで取り入れるようにしましょう。
特に卵はビタミンDや良質なたんぱく質が豊富で、妊活に必要な栄養を多く含んでいます。
簡単に取り入れやすい食材なので、朝食に是非取り入れるようにしましょう。
フルーツと緑黄色野菜でビタミン補給
フルーツや緑黄色野菜は、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、葉酸などが豊富。
これらは体内の酸化ストレスを軽減し、卵子や精子の質を保つために重要な栄養素です。
特に葉酸は、妊娠初期に欠かせない栄養素の一つですので、妊活中から積極的に摂取しましょう。
スムージーやサラダにすることで簡単に取り入れられますよ。
妊活中にお勧めの朝食メニュー
簡単にできて 妊活中に必要な栄養もしっかり摂れる『半熟卵のアボカドトースト』は如何?
アボカドはオメガ3脂肪酸や葉酸が豊富で、ホルモンバランスを整える働きがあり、妊活に役立つ食材です。
また、全粒粉を使う事で血糖値も安定し、良質なたんぱく質とビタミンDを含む卵で 体の代謝や卵子の質を高める事もできます。
お好みで チーズをトッピングしても良いですね。
半熟卵のアボカドトースト
【材料】 1人分
全粒粉食パン…1枚
アボカド…1/2個
卵…1個
オリーブオイル…少々
塩・コショウ…少々
【作り方】
1.アボカドをスライスまたは軽く潰して、トーストした全粒粉パンにのせる。
(お好みでパンを焼く時にチーズをのせてチーズトーストにしても美味しいです。)
2.半熟のポーチドエッグを作り、アボカドトーストの上にのせ、オリーブオイルをかけて塩・胡椒で味を整える。
妊活中に避けたい事
普段からもちろんですが、妊活中は特に、
身体づくりを意識したいもの。
その上で気をつけたいポイントを挙げますね。
添加物はなるべく摂らない
これは、一番に身体を冷やす原因となるからです。
特に甘いお菓子や清涼飲料水などは 気づかないうちに
大量摂取している事が多いので 気をつけましょう。
食事も、できるだけお惣菜を買うのではなく、
安心な調味料を使って手作りしたいものですね。
偏った食事
うどんだけ、パスタだけ、おにぎりだけ。
また、肉系のものばかり食べる…等。
偏った食事の摂り方ではうまくエネルギーとして燃えてくれず
溜め込んでしまう事になりかねません。
野菜や果物に多く含まれている ビタミンやミネラルは
ごはんや肉、魚などの 炭水化物やタンパク質を燃やす働きがあります。
摂ったかろりーをエネルギーに変えて燃やすためにも
食事には毎回、たっぷりの野菜を意識して摂りたいですね。
特に、妊活中は 赤ちゃんの成長に関わる「葉酸」を摂るよう 意識して下さい。
葉酸は、主にほうれん草やブロッコリー、かぼちゃなど 緑黄色野菜に多いので、
栄養を逃がさないよう、蒸す、スープにするなどで摂るようにしましょう。
過度な飲酒やたばこ
これは、妊活中でなくても 健康上気をつけたい事です。
特に妊活中は 、男性だと 精子の質が落ちたり、減少すると言われています。
女子の喫煙は 卵子の喪失につながるそうです。
妊活をきっかけに、喫煙や多量の禁酒は慎むようにして下さいね。
ストレスを溜めすぎない
ストレスを溜めない、という事も 精神的な安定からとても大切です。
妊娠しないのをプレッシャーに感じるだけで ストレスになり、
着床しない、というのも耳にします。
事実、私の知り合いで 長年妊活や不妊治療をしていたけど、
とうとう子供を諦めた。
その途端、妊娠した。という人がいます。
気にしすぎが招いた不妊だったのかもしれません。
仕事や人間関係のストレス等、なるべく抱え込まず、
発散したり、意識を他に向ける等して 解消するようにしましょう。
まとめ
妊活中は
まず第一に 身体を冷やさないよう意識する。
バランスよく栄養を摂る。
睡眠をしっかり摂る。
これに尽きると思います。
特に食事は、ローマは一日にしてならず。
のことわざ通り、日々の積み重ねです。
毎食、バランスを考えながら意識して
しっかり摂るようになさって下さいね。
身体が元気になれば、心は連動します。
その良い連鎖が 妊娠に繋がるのではないでしょうか。
美味しい食事で心も身体も癒してくださいね。
そのお手伝いを喜んでさせて頂きます。
あなたのご家庭に幸せが沢山訪れますように。