健康を維持するための秘訣は、発酵食品と野菜

健康食事
毎日の食事は、ただ空腹を満たすだけでなく 美味しさや満足を得、

加えて健康を維持する、という事も大切なテーマです。


日本で昔から伝わる発酵食品、発酵調味料は その健康維持に大きく貢献してくれます。

今回はその発酵食品や調味料を使った料理について、詳しくお伝えしますね。

発酵食品で健康な毎日を

発酵食品を日常的に摂り入れる

発酵食品は健康に良いとわかっていても、
なかなか取りづらいと思っていませんか?

発酵食品と言えば、納豆や漬物。

ヨーグルトやキムチが定番ですが、

それ以外にも工夫次第で気軽に摂る事ができます。


朝食に 甘酒を飲む。
 麹を使った発酵調味料で料理を作る、等。


日常的に摂る事で 健康維持にも繋がります。

発酵食品の魅力

発酵食品の持つ健康効果

発酵食品は、その作る工程で生まれる乳酸菌等が
腸内フローラを整えてくれます。

その為、免疫力を高めてくれたり、デトックス効果もあると言われています。

また、発酵によって食材の消化吸収が良くなり、栄養価も高まるという利点もあります。

食品だけでなく、調味料にも同じような働きがあります。

味噌や醤油、酢 等。

和食は、それだけで健康食品と言えるかも知れませんね。

発酵食品のうま味アップ効果

塩麹やしょうゆ麹、〇〇麹と

最近は、麹を使った調味料も流行っていますね。

単なる調味料としてだけではなく、

食材のうま味をアップさせたり、

柔らかくしたり、臭いを消してくれたり。


美味しさや栄養だけでなく、驚くべき効果も期待できます。



弊 対面料理教室、栗田クッキングサロンでも

鯖の味噌煮 をごま味噌麹を使って作りました。


ごまたっぷりで栄養も満点。
減塩で鯖も臭みなくふっくら仕上がり、とっても美味しいです。


健康を支える麹の力

麹の栄養とその効能

麹はビタミンB群や酵素、うま味の素でもあるアミノ酸を豊富に含んでいます。

これらは代謝を促してくれるだけでなく、疲労回復や肌の健康も支えてくれます。


特に、麹から作られる甘酒は「飲む点滴」とも称されるほど、

栄養価が高いです。


私も甘酒を毎朝飲むようになって もう10年以上になりますが、

肌の調子も良く、ほとんど風邪もひかず 病気知らずなのは

甘酒のお陰もあるのかな、と思っています。


冷え症の方は、甘酒にしょうがパウダーを入れるのもお勧めですよ。

麹を取り入れたバランスの良い食生活

麹を使った料理を食生活に取り入れることで、

ビタミンやミネラルもプラスされ、自然とバランスの取れた食事になります。


麹の自然な甘さや旨味は、料理に深みを加えるだけでなく、

食塩の使用量を減らすことにも繋がり、健康的な食生活に貢献してくれますね。

麹を使った料理の楽しみ方

気軽にできる麹料理

塩麹や醤油麹を使ったマリネやドレッシングは減塩効果。

肉や魚を漬け込んで焼くと ふっくら柔らかく仕上がります。


また、甘酒を砂糖の替わりに使うと ダイエット効果もあります。


おやつやデザートに甘酒を使ってスムージーやスイーツを作る等

ダイエット中でも嬉しい健康おやつになりますよ。
いちご甘酒

いちご甘酒

甘酒ブラマンジェ

健康を支える野菜の力

麹等の発酵食品同様、野菜も 身体にとって大切な

ビタミン、ミネラルが豊富です。


このビタミン、ミネラルがあってこそ、

摂った食事を栄養に変えてくれるのです。


だから、健康の為には 野菜や果物は欠かせませんね。

野菜の栄養を効率よく摂るために

一番手っ取り早いのは、糠味噌漬けではないでしょうか。

野菜をぬか床に入れておくだけ。


発酵食品の栄養と野菜が同時に摂れてしまいます。

しかも、火も使わないので、お手軽です。


最近では、市販の漬物で済ます方も多いですが、

塩分や健康を考えると、昔ながらの手作りをしたいものですね。

ぬか漬けの替わりになる発酵漬物

ぬか床は、お手入れが大変。

とおっしゃる方には、ポリ袋で作る麹漬けがお勧めです。


カットした野菜と塩麹、又は醤油麹を入れて 野菜室などで1~2日置きます。


簡単にできる上に、サラダ感覚で美味しく戴けますよ。
キャベツの塩麹浅漬け

キャベツの塩麹浅漬け

まとめ

麹や野菜を使った料理、というと手間がかかるイメージですが、

まとめて調理する、漬け込んでおく等


野菜ならできるだけ新鮮なうちに調理する事で

栄養もしっかり摂れて手間も省けます。


発酵調味料も、一度作っておくと冷蔵庫で数か月保存できるので

普段使いの調味料として是非取り入れて下さいね。


手間をかけずとも、料理の腕が上がりますヨ!