喉が痛いときの食事レシピ3選【摂るべき栄養素も解説】
喉が痛くて、なかなか寝付けない、食べ物を飲み込むのも辛い、あなたもそんな経験ありませんか?
喉が痛いときは、身体にやさしい食事がおすすめです。本記事では、身体も心も癒してくれるとっておきの食事レシピを3つご紹介します。
あなたの喉の痛みが1日でも早く和らぐよう、ただレシピを紹介するだけではなく、どんな栄養を摂ると効果的なのかもできるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。
ぜひご参考になさってくださいね。
喉が痛む原因
はじめに、そもそも喉が痛む原因を知る必要があります。一般的に、喉が痛む原因は下記の2点です。
- 喉粘膜の乾燥
- ウイルスの感染
それぞれ順番に見ていきましょう。
喉粘膜の乾燥
喉が痛む1つ目の理由は、喉粘膜の乾燥です。
喉の粘膜は「鼻詰まり」や「口呼吸」が原因で乾燥することが多く、日常から注意していないと、知らず知らずのうちに乾燥してしまいます。
また、普段起きている際に気をつけていても、寝ている間に自然と口呼吸になってしまい、朝起きたときに喉が痛いと感じてしまう方も多いです。
日常生活から口呼吸にならないように気をつけたり、夜寝る際はマスクをしたりして、できる限り乾燥を防ぐことが大切です。
ウイルスの感染
喉が痛む2つ目の理由は、ウイルスの感染です。
人間の喉はウイルスや細菌を防ぐために、外敵を侵入させないための防御機能が備わっています。
しかし上述した「乾燥」により防御機能が弱まり、ウイルスや最近が喉に粘着し、結果的に痛みを引き起こしてしまうことがあります。
たとえば、風邪のウイルスが喉に粘着すると炎症を引き起こし、これが喉が痛む大きな原因となります。
また、日常的に吸っているタバコやほこり、花粉なども炎症を引き起こす原因の代表例です。
これらを防ぐためには、喉を乾燥させないようにすることが最も大切です。マスクをしたり定期的に水分補給をしたりして、できる限り乾燥を防ぎましょう。
喉が痛いときの食事の注意点
はじめに、喉が痛いときの食事の注意点を見ていきましょう。
基本的なことですが、とても大切な要素も含んでいるので、しっかり実践してくださいね。
- のど越しが良いものを食べる
- 水分をたくさん摂取する
- 喉に刺激のある食べ物を摂らない
それぞれ順番に解説しますね 。
のど越しが良いものを食べる
1つ目は、のど越しが良い食べ物を食べることです。
一般的に、喉が痛い場合は喉が炎症を起こしているケースもありますが、胃腸にも影響が及んでいることがあります。
そのため、喉が痛い場合は「飲み込みやすい」食べ物を食べるとともに、消化にも良いものを選ぶ必要があります。滑らかな豆腐、やさしい味わいのたまごスープ、消化に優しい白身魚、そして喉にやさしいうどんなどがよいでしょう。
これらは、消化にもよいので、特におすすめです。喉が痛い場合、喉が炎症を起こしているだけでなく、胃腸にも影響が及んでいることがあります。なので、「飲み込みやすい」だけでなく、「消化に良い」という観点で選ぶことがとても大切です。
消化に優しい食事を選ぶことで、胃腸への負担を軽減し、必要なエネルギーを喉の回復に集中させることができます。
消化が良い食べ物を摂ると、お腹が快適になりますよね。このお腹が快適になることで、夜ぐっすり眠れるようになるのです。
良い睡眠は、私たちの体が自然と修復作業を行う時間。つまり、消化に優しい食事は、間接的に喉の回復を助け、全身を元気にしてくれるのです。喉が痛いときは、のど越しと消化が良いやさしい食事を心がけてくださいね。
水分をたくさん摂取する
2つ目は、水分をたくさん摂取することです。喉の粘膜の防御機能は、乾燥することで低下してしまうと言われています。その結果、喉にウイルスが付着しやすくなったり、喉の治りが遅くなったりすることに繋がります。
しかし、水分をたくさん摂取することで乾燥を防ぐことができますので、水やスポーツドリンクを中心に飲みながら、温かいスープ等を飲んで喉の乾燥を防ぎましょう。
喉に刺激のある食べ物を摂取しない
3つ目は、喉に刺激を感じる食べ物を摂取しないことです。
喉に刺激のある食べ物を摂取すると、喉の粘膜にダメージを与えてしまい、治りが遅くなったり悪化したりする可能性が高くなります。
たとえば、タバコやアルコールは絶対に控えたほうが良いですし、香辛料や炭酸水、酸味の強いものも控える方が良いですね。
喉が痛いときに摂るべき食事(栄養素)
ここまで、喉が痛いときの食事の注意点を解説してきましたが、喉が痛いときにおすすめの食事(栄養素)もあります。
- はちみつ
- 大根
- ネギ
- 生姜
- りんご
- れんこん
- 卵
- 牛乳
これらの食事は、喉の炎症を抑えるとともに、多くの栄養素が詰まっているものとして知られています。
好みの味付けや食べ方で摂取しても良いですが、スープにしたり、食べやすいサイズに刻んで食べるのがおすすめです。
そのほうが喉にも優しいですし、消化もしやすくなる効果があります。ぜひ毎日の食事で取り入れてみてくださいね。
喉が痛いときの食事のレシピ3選
《そぼろ大根のとろみスープ》
【材料 約2人分】
油…大1/2
大根(1.5㎝角切り)…250g
鶏ももひき肉…100g
しょうが(千切り)…1/2かけ
水…600cc
A鶏ガラスープの素…大1/2
A酒…大1/2
B塩…約小1/2
Bうすくち醤油…小1
C水…50cc
C片栗粉…大1と1/2
青ネギ小口切り・おろししょうが…適宜
【作り方】
1. 油で大根を少し焼き色がつくまで炒めてから鶏ひき肉としょうがを加えて色が変わるまで炒める。
2.水を加えて《強火》沸騰してきたらアクを取る。Aを加えて《弱火》約20~30分煮る。
3. Bを加えて味を整える。(塩味は味をみて調節する)
4. Cでとろみをつけて一煮立ちさせて出来上がり。器に盛りつけて ネギとしょうがをのせる。お好みでコショウを振って。
《中華風卵の蒸しスープ》
【材料 約2人分】
鶏ももひき肉…50g
Aこいくち醤油・酒・ごま油…各大1/2
Bもめん豆腐…1/4丁
B干し椎茸(戻してみじん切)…5g(乾)
B白ねぎ(みじん切…約7㎝
Bしょうが(みじん切)…1/2かけ
卵…1ケ
C中華スープの素…大1/2
C椎茸戻し汁+水…200cc
Cコショウ…少々
青ねぎ(小口切り)…適宜
【作り方】
1.鶏ひき肉にAを加えて粘りが出るまで良く混ぜる。
2. 1にBを混ぜ、器に等分に分けて入れる。
3.卵を良く溶き、Cを加えて2の器に等分に分け入れる。
4.深めのお鍋に湯を沸騰させ、3の器を入れて蓋を閉めて《強火》再沸騰したら《弱火》10分蒸す。
5. 彩りに青ねぎをのせる。
《かに豆腐スープ》
【材料 約2人分】
油…大1
A白ねぎ(斜め薄切り)…1/4本
Aしょうが(千切り)… 1かけ
B水…500cc
Bかに缶…小1缶
B中華スープの素…大1
B絹こし豆腐(さいの目切り)…1/2丁
B紹興酒…大1/2
B花椒…小1/8
B(塩 味をみて)
C片栗粉…大1/2
C…大2
卵…1ヶ
ごま油…大1/2
青ねぎ(斜め千切り)…1/2本
【作り方】
1.予熱した鍋にAを入れて香りが出るまでしっかり炒める。
2. そこにBを入れて《強火》一煮立ちしたらCでとろみをつける。
3. 溶き卵を入れて火を止め、ごま油を加える。
まとめ
本記事では、喉が痛いときのレシピをご紹介しました。
- のど越しが良いものを食べる
- 水分をたくさん摂取する
- 喉に刺激のある食べ物を摂らない
喉が痛いときは、はじめに上記3つを意識して生活することが大切です。
特に「刺激のある食べ物」を食べてしまうとさらに悪化してしまうため、ぜひ本記事でご紹介したレシピを試して、1日でも早く喉の痛みを治してくださいね。