体調不良の味方！食べて治す、身体を労るポイントとレシピ

体調不良のときは なにより身体を休める事だけに特化しがちですが、

そんな時に摂る食事も非常に大切です。

適切な栄養を摂ることで、身体の回復を早めてくれ また症状を軽くするのにも役立つんですよ。

体調不良の時に摂りたい栄養素

身体の調子が悪い時は、とかく食欲も落ちがちですね。

だからと言って、食べないと回復も遅くなってしまいます。


では、どういったものを中心に摂れば良いのかについてみていきましょう。

タンパク質

タンパク質の働きは、身体の修復や再生に関わっているので、
体調が悪い時は、特に 重要な役割をしてくれるんです。

また、免疫機能もサポートしてくれるので、
体調不良から来る 感染症などからも守ってくれます。

たんぱく質豊富な食材は、鶏肉や魚、卵、豆類。

他には牛や豚、牛乳やチーズ等ですが、
これらの脂肪分の多いものよりは なるべく前述の食材から摂るようにしたいですね。

ビタミンとミネラル

ビタミンやミネラルの働きは 代謝を促したり、身体の調子を整える働きがあります。

体調不良時には欠かせませんね。


特にビタミンCは免疫力を高めてくれるので 意識して摂りましょう。


緑黄色野菜や 果物の柑橘類は ビタミンが豊富です。

できれば火を入れない、水にさらさない状態で摂られると良いですよ。

水分補給

栄養素ではないですが、体調が悪い時は水分を意識して摂るようになさって下さい。

水分は体内の毒素を排出してくれます。


加えて、代謝を上げる効果もあるので、いつもより意識して水分を摂るようにすると良いですね。


冷たい水を一気に飲むのではなく、

白湯か人肌の温度の水を飲むようになさって下さいね。


温かいスープなどで栄養と水分を補うのもお勧めです。

食事の選び方

体調不良の時は、どんな食事にすれば良いのでしょうか。


避ける方がいいのは以下の通りです。

脂肪分の多い食事

体調不良の時は、胃腸も弱っています。

脂っこいものは 消化に時間がかかり、胸やけや胃もたれの原因にもなりがちです。


胃腸の負担を減らすためにも、消化になるべく時間のかからない
脂肪分の控えめな食事が良いですね。

辛いものや刺激物

辛いものや刺激物も 胃腸に負担をかけてしまうので、なるべく避けましょう。


普段なら問題ないのに、体調が悪い時は胃痛を起こしたり、下痢になる場合もあります。

アルコールなどの刺激物も なるべく避けたいですね。

加工食品

加工食品には添加物や保存料が含まれているので、

体調不良を返って悪化させる可能性があります。


また、塩分や糖分、油分も多めなので 胃腸に負担をかける原因にもなってしまいますね。


体調が悪い時は、食事の準備がし辛く、どうしても加工食品に頼りがちですが、

やむを得ない時は なるべく添加物の少ない、脂っこくないものを選ぶようにしましょう。

体調不良時に役立つ食事レシピ

体調不良時にお勧めの 簡単にできる料理をご紹介しますね。

ほっこり温かい鶏粥

鶏の出汁をお米が吸って とても美味しいです。

体調不良の時だからこそ、「食べたい」と思えるような
美味しいお粥をどうぞ。

体調不良時に気をつけるポイント

体調不良の時は、身体を休め 早く回復するよう　以下の点に注意しましょう。

食事の量

体調不良の時には、食欲が低下することが多いですね。

早く回復しようとして 無理にたくさん食べようとしがちですが、
その必要はありません。


食べられる量を 少しづつ 胃に負担をかけないようによく噛むか
消化の良いものを摂るよう心がけましょう。

睡眠をしっかりとる

これは言うまでもありませんが、睡眠不足は特に体調不良を悪化させてしまいます。


身体は正直なので、体調の悪い時は 身体を休めるべく 

睡魔に襲われることが多いです。


そんな時は身体の声として 十分な睡眠を取るように心がけて下さいね。

温かい飲み物を摂る

さきほど 体調不良の時は水分をしっかり摂って、とお話ししましたが、

温かい飲み物は 身体を温める事で、血行を良くし 
体の不調を和らげてくれます。


温かいスープの他、豆乳で作ったココアや、しょうがパウダーを入れた紅茶、

甘酒等の発酵食品も身体を温めてくれますよ。


ちなみに、コーヒーは身体を冷やすので 飲むのだったら紅茶が良いですね。

紅茶葉は発酵食品なので、身体を温めてくれる作用があるからです。

まとめ

体調不良の時には、先ほどリストアップした栄養や水分、

それに睡眠等の休息が一番の薬です。


体調が悪い、という事は　身体が教えてくれるサインです。


無理をせず、自分の身体に寄り添いながら

温かく消化の良い食事と安らぎを自分にご褒美しましょう。