疲労回復におすすめの食事は?食事で気を付けるポイントも解説
「仕事の疲れがなかなか取れない」
「しっかり睡眠を取っているのに疲労感が残っている」
こういった悩みを抱えている方は、普段の食事に疲労の原因があるかもしれません。
疲労回復には「食事と睡眠が重要」だと言われているように、睡眠の質と併せて、普段の食事にも気を付ける必要があります。
本記事では、疲労回復におすすめの食事をご紹介するとともに、疲労回復において食事で気を付けるべきポイントを解説します。ぜひ参考にしてください。
疲労回復におすすめの食事は?
まずは、疲労回復におすすめの食事を見ていきましょう。
疲労回復をしたいときは、下記の栄養素をしっかり摂るのがおすすめです。
- ビタミンB1
- ビタミンC
- ブドウ糖
- 鉄分
- クエン酸
- カプサイシン
- お酢
ビタミンB1は、主に豚肉、大豆、玄米、きのこなどに多く含まれます。
ビタミンCはパプリカやブロッコリー、フルーツなど。
ブドウ糖は穀類や芋類、砂糖、はちみつなどに多く含まれます。
また、疲労回復には鉄分やクエン酸も欠かせません。
鉄分はレバーやいわしなどを摂り、
クエン酸はオレンジや梅干し、お酢を使った料理を食事のメニューに追加すると良いですね。
カプサイシンは、辛み成分ですね。
主にキムチや唐辛子から摂ることができます。
栄養が不足すると、身体に疲労感が生まれたり、ときには健康状態が悪化したりします。
特に冬場は風邪もひきやすくなりますね。
そのため、普段から 食事を選ぶ際に これらの栄養素が含まれているかを意識し、
疲労感を残さないよう、バランスよく戴く習慣をつけましょう。
疲労回復のために 普段の食事で気を付けるポイント
先ほど、疲労回復に必要な栄養素を解説しましたが、
ただ単に摂取するだけでは効果は不十分です。
しっかりと身体の疲れを取るためにも、普段の食事から下記を意識するようにしましょう。
- まずは規則正しく食事を摂る
- 暴飲暴食をしない
それぞれ順番に解説します。
まずは規則正しく食事を摂る
「食事をする時間がバラバラ」「コンビニのご飯で済ませてしまう」などは、身体に疲労感が溜まったり、健康状態を悪化させたりする大きな原因になってしまいます。
コンビニのご飯がすべて悪いというわけではないものの、
栄養のバランスが取りにくくなるので、
ビタミンやミネラルが豊富なカットフルーツや、ビタミンB1が含まれるナッツを追加して買うことをおすすめします。
また、食事の時間をある程度固定化することも大切です。
食事を摂る時間がバラバラだと、身体のリズムが崩れてしまう恐れもあり、
健康状態を悪化させることに繋がりかねません。
1日3食、決まった時間にご飯を食べることも疲労回復に大切な要素であることを覚えておきましょう。
暴飲暴食をしない
次に、暴飲暴食をしないことも大切です。
暴飲暴食をしてしまうと内臓の疲れに繋がり、結果的に全身の疲労感を招くことになります。
加えて、消費カロリーに対して摂取カロリーが大幅に上回ると、肥満に繋がります。
一方で、摂取カロリーが足りない場合は飢餓状態に陥る可能性があるため、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを整えることが大切です。
また、暴飲暴食をしないことを心がけている方でも、アルコールの摂取量が多いというケースがあります。
アルコールは、分解する際にビタミンB1が消化されるため、身体に必要な栄養素が足りなくなってしまいます。
1日の適切な摂取量(摂取しても良い量)は「アルコール純20g」とされています。
たとえば、ワイン1杯(120g)の場合はアルコールが12g程度含まれているため、1杯半程度に抑えることが大切です。
このように、暴飲暴食と併せてアルコールの摂取量も気を付けることで、より健康的な身体を目指すことができるでしょう。
まとめ
本記事では、疲労回復のための食事を解説してきました。改めて、疲労回復には下記の栄養素を積極的に摂るようにしましょう。
- ビタミンB1
- ビタミンC
- ブドウ糖
- 鉄分
- クエン酸
- カプサイシン
- お酢
また、暴飲暴食をせず、規則正しい食事を心がけることも大切です。
まずは日々の食事メニューから見直し、できる限り色んな食品から
栄養素をバランスよく摂れるようにしていきましょう。