子供の食事が楽しくなる!偏食克服の簡単メニューアイデアとレシピ

幼稚園から小学校低学年頃は、とかく好き嫌いがはっきりしてくる年ごろですね。

一生懸命作っても食べてくれない。

好きなものばかり食べるので、栄養の偏りが心配。


等、そんなお子様の食への悩みが尽きない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、偏食で悩むママたちに向けて、
子供が喜ぶ簡単で美味しいレシピをご紹介します。

また、家族みんなで楽しみながら食事の時間を過ごせるアイデアや、
栄養バランスを考えた工夫もたっぷりお届けします。

子供が食事に興味を持ち、 好き嫌いなく喜んで食べてもらえるよう、
ぜひ参考にして下さいね。

偏食を克服するための基本アプローチ

偏食を克服するのは簡単ではありませんが、
いくつかの工夫をすることで子供が食事を楽しんでくれるようになります。

以下の記事では、食事の時間を楽しくするアイデア、食材の選び方と調理法、
そして子供と一緒に料理を楽しむ方法についてご紹介します。

子供が偏食になる原因

子供の偏食の原因は、大きく分けて3つあります。

嫌な体験をした

苦い、酸っぱい、辛い、しびれた、のどに詰まった、骨が刺さった等

子供は初めて口にしたときに 嫌な思いをすると、そこから悪いイメージを持ってしまい、
その食材そのものが嫌いになる事が多いです。

子供の味覚は大人の3倍敏感

子供は味覚がとても敏感です。
その為 味の感じ方が大人より強烈に感じるんですね。

そのせいで、美味しいと感じる幅が狭いのです。

味の濃い、薄い。
甘さ辛さのバランス。
うま味。


なので、大人では感じれない微妙な味まで敏感に感じ取ってしまうんですね。

食事のシチュエーション

これは体験から来るものです。

食べている時に叱られた。
食べた時に吐いた。かゆくなった。
無理やり食べさせられた。

その時の雰囲気や経験が微妙に 「食べたくない」になり、
それが 偏食の原因になる事もあります。


食事の時は楽しい雰囲気づくりをする事も大切ですね。

食事の時間を楽しくするアイデア

食事の時間を家族で楽しむ工夫の前に、まず 親の姿勢を正す事も大切ですね。

テレビを消し、スマートフォンを片付けて、子供との会話を楽しみながら食事をする。


そんな雰囲気を子供は敏感に感じ取ります。


家族で楽しく会話をしながら食べることで、子供も食事に対して前向きな気持ちを持ちやすくなります。



また 子供が食べたくなるように、食卓を色鮮やかに盛り付けましょう。

カラフルな野菜を使って見た目にも楽しめるように工夫するだけで、
子供の興味を引きやすくなります。

食材の選び方と調理法

子供の偏食を防ぐには、いつも決まったものだけを食べさせるのではなく、
いろんな味を体験させることも大切です。

とは言え、いきなりでは 嫌がる事も多いので そこは工夫が必要ですね。

好きな食材をベースに、少しずつ新しい食材を取り入れてみる等、
少しづつ好きな食材が増やせるように料理で工夫しましょう。

調理法としては、形が見えないよう細かく刻む。
味の濃いものと合わせて 嫌いな食材そのものの味をわかりにくくするなど。


切り方によっても味の感じ方や食感は変わります。
例えば、ピーマンなら 縦に切るより 輪切りにする方が苦みが出にくいです。


ピーマン嫌いの子供が、ピザにのっているピーマンは食べる、というのは
一理ありますね。

子供と一緒に料理を楽しむ

子供と一緒に料理をすることで、食事への興味を引き出すことができます。

簡単な料理から始めて、少しずつ難易度を上げていきましょう。


できた! という達成感が 嬉しく、また褒められる嬉しさから
食事への興味が増し、嫌いだった食材も自分で調理する事で
美味しいと感じれるようになります。

それは、私が長年幼児の料理教室を開催してきて 沢山のお子様から
証明されました。

料理を通じて食材に興味を持たせる

子供とお買い物に行き、一緒に食材を選ぶところから始めましょう。

食材について話しながら選ぶことで、自然と興味を持たせることができます。
また、一緒に料理をすることで、子供が自分で作った料理を喜んで食べるようになります。

その際、忘れてはならないのが
「上手に作れたね」
「〇〇(食材)さんも 美味しく作ってもらえて喜んでいるよ」

など、褒めてあげる事が大切です。

偏食克服のための簡単メニューアイデア

偏食で悩むママたちにお勧めの、簡単で子供も喜ぶメニューをご紹介します。

これらのレシピは、栄養バランスも取れ、子供の好きな味を取り入れています。

ぜひ、家族みんなで楽しんでくださいね。

野菜を使った美味しいレシピ

《野菜たっぷりミートソースパスタ》
ミートソースに細かく刻んだ野菜をたっぷり入れて煮込みます。
人参、玉ねぎ、セロリ、ピーマンなど、色々な野菜を混ぜることで、
栄養満点の一品に。
パスタにかければ、子供も喜んで食べてくれます。

《ブロッコリーとチーズのグラタン》
ブロッコリーを小さく切り、チーズと一緒にホワイトソースで焼き上げるグラタンです。
ブロッコリーが苦手な子供でも、チーズの風味とクリーミーなソースで美味しく食べられます。

たんぱく質豊富な主菜レシピ

《チキンと野菜の照り焼き》
鶏肉を小さ目の一口大に切り、これまた小さめに刻んだ野菜と一緒に
照り焼きソースで炒めます。
照り焼きの甘辛い味付けが、子供たちに大人気。
野菜も一緒に摂れるので、栄養バランスもばっちりです。


《鮭とほうれん草のクリーム煮》
鮭とほうれん草をクリームソースで煮込んだ一品です。
鮭の旨味とクリーミーなソースが絶妙にマッチ、
ほうれん草も小さく刻むことで美味しく食べられます。
子供が魚嫌いでも、このレシピなら喜んで食べてくれるでしょう。

手軽に作れるスナックレシピ

《ほうれん草とベーコンのミニキッシュ》
冷凍パイシートを使って手軽に作れるミニキッシュです。
ほうれん草とベーコンを混ぜたフィリングをパイシートに
詰めてチーズをのせて焼くだけ。
おやつや軽食にぴったりです。

《ツナと豆腐のガレット》
豆腐をベースにしたヘルシーなナゲットです。
豆腐と刻んだ野菜、ツナを混ぜ合わせ、形を整えて焼くだけ。
揚げないので、ヘルシーで軽いスナックとして楽しめます。

《ツナと豆腐のガレット》レシピ

《材料》 (2人分)

玉ねぎ(粗みじん)…1/4ケ

パプリカ( 〃 )…1/4ケ

A木綿豆腐…1/2丁

Aツナ缶(缶汁を切る)…小1缶

A卵…1/2ヶ

A片栗粉 …大1

Aマヨネーズ…大1

A塩…小1/8

Aコショウ…少々

Aパセリ(みじん切)…少々

Bマヨネーズ…大1と1/2

B生クリーム…大1

《作り方》

1.刻んだパプリカと玉ねぎを耐熱の器に入れて ラップ無しで レンジに約5分かけておく。

2.豆腐はキッチンペーパーで包んでレンジに中心が温まるまでかけ、乾いたタオルで包んで冷めるまでおいてしっかり水気を切る。

3.1のボールに水切りした豆腐を入れてホイッパーで潰し、Aを混ぜる。

4.フライパンに油をしいて3の種を2~3ケに分け入れ、キツネ色になるまで焼く。(焼き色がついたらひっくり返し、蓋をして弱火でじっくり焼く)

5.そのままでもよし、Bを合わせたソースをつけても美味しいです。

まとめ

このブログでは、偏食を克服し、子供の食事を楽しくするためのアイデアと簡単レシピを紹介しました。

子供の偏食が多いと メニューに困るだけでなく、
食事の時間になると 食べてくれない苛立ちもあるかもしれませんね。

子供にとっても、無理やり食べないといけない という雰囲気が苦痛になり、
益々食事が楽しくなくなって 悪循環になりかねません。

できるだけ 食事を楽しむ工夫をし、調理法も考えながら 食事を楽しみましょう。


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