【読売新聞に掲載】梨を使ったメニュー3品 レシピのご紹介
梨は 栄養がない…。梨は甘いから太る。 それって、ほんと?

2023年9月6日 の 読売新聞に 栗田登志子のレシピが掲載されました。 これからが旬の果物、梨を使った料理のご紹介です。 梨はみずみずしいので、水分ばかりで栄養がない。 甘みも強いので 糖質が多い。 というふうに誤解されがちですが、 なんのなんの。 実はとっても優秀な果物なのです。 高血圧予防や、ダイエットの方にもお勧めなんですよ。 梨の効能は 1.むくみを取ってくれる。 2.美肌効果 3.便秘解消 4.疲労回復 など、嬉しい効能が沢山。 しかも、糖質もカロリーも控えめなので、 ダイエットにも向いてるんですね。

デザートとして、だけでなく お料理にも大活躍
果物の梨は、皮を剥いてそのまま頂く、 というのが一般的ですが、旬の時期が 短いからこそ、色んな料理にも活躍して欲しい食材です。 梨 ならではの働きを使って 3品ご紹介しますね。 記事の原稿をお送りした後、新聞社の記者さん、ライターさん達も 作って下さったそうで、とても好評だったと 嬉しいお声を頂きました。
タンパク質を柔らかくしてくれる梨を使ったメイン料理
シャリシャリした食感とジューシーさから、 梨は食後のデザートとしても最適ですね。 梨には タンパク質分解酵素が含まれているので、 食後のデザートとして頂くのは 理にかなっているんです。 この力を利用した一品目は、 梨のたれに漬け込んだ豚肉を 生姜焼き風に焼いた 『柔らか豚ロースの生姜焼き」です。

柔らか豚ロースの生姜焼き レシピ
◆材料 (2人分) 豚ロース肉(生姜焼き用)・・ 300g A ナシ(すりおろし)・・・・・ 1/2ヶ A しょうが(すりおろし)・・・ 1かけ B 砂糖 ・・・・・・・・・・・・大1 B 酒・・・・・・・・・・・・・ 大2 B こいくち醤油 ・・・・・・・・大2 青ねぎ(小口切り)・・・・・ 適宜 ブラックペッパー・・・・・・ 少々 ◆作り方 1.ポリ袋に合わせたAに 豚肉を30分以上漬け込む。 (できれば1晩ほど漬けると軟らかくなります。) 2.フライパンに豚肉の汁気を切って入れて 焼き色がつく迄焼いて《中火》取り出す。 3.取り出した後のフライパンに豚肉の漬け汁と Bを入れてひと煮立ちさせる。 4.取り出しておいた豚肉を2に戻して からめて出来上がり。
爽やかな甘みとみずみずしさが美味しい梨を使った和えもの
梨は 甘みが強いですが、意外にも糖質は低め。 カロリーも 低いんです。 なので、ダイエットしている方や、 血圧高めがきになる、 とおっしゃる方は、是非お料理の甘みとして 梨をお使いくださいね。 今回ご紹介するのは、すりおろした梨に酢を加えた 梨の甘酢和え。 さっと酒蒸しした魚介を 梨の甘酢で和えた さっぱりと頂ける『魚介のなし酢和え」です。

魚介のなし酢和え レシピ
◆材料 (2人分) A ナシ(すりおろす)・・・1/4ケ A 酢・・・・・・・・・・・ 大1 A 塩・・・・・・・・・・・ 小1/4 えび・・・・・・・・・・・ 2~3尾 いか、ほたて等・・・・・・合わせて100g 酒・・・・・・・・・・・ ・大2 ナシ(角切り)・・・・・・ 1/4ケ 枝豆(剥いたもの) 大2 ◆作り方 1. なしは皮をむき、1/4ケ分を1㎝角に切り、 残りはすりおろす。 A を合わせてなし酢を作る。 2.えびは殻つきのまま立て塩(水100㏄に塩小1)に 5分間漬けてさっと洗い、背中側のカラを ハサミで切って背ワタを取る。 2. 鍋にエビと酒を入れ、蓋をして強火にかける。 エビの色が変わればひっくり返していかを加え、 5秒ほどしてエビの色が全体に赤くなれば 火を止め、ホタテを加える。 蓋をしめたまま5分置く。 3.えびは殻をむいて食べやすく切り、 いか、ほたても食べやすく切る。 4.1で材料全てを和える。
食感が シャリシャリ楽しく、爽やかな梨を使ったデザート
ゼリーになるベースには すりおろしの梨。 アクセントには 角切りの梨、と言う風に 梨の食感を生かしたデザートです。 梨は、前述のようにタンパク質分解酵素が入っているので、 ゼラチンでは固まりません。 今回は粉寒天を使いましたが、アガーを使っても良いですね。 梨の甘みを利用するので、砂糖も控えめ。 とってもヘルシーで爽やかなゼリー 「梨のゼリー寄せ」です。

梨のゼリー寄せ レシピ
◆材料 (2人分) A 水・・・・・・・・・・・ 50cc A 粉寒天・・・・・・・・・ 小1/2 グラニュー糖 15g B 梨 すりおろし・・・・・・ 100g(約1/4ケ) Bレモン汁・・・・・・・・ 小1/4 Bライチ酒・・・・・・・・ 小1 梨 (角切り)・・・・・・ 約1/4ヶ分 ◆作り方 1.A をお鍋に入れて沸かし、沸騰後15~20秒煮立てて火を止める。 2.グラニュー糖を加えて溶かし、Bを混ぜて粗熱を取る。 3.少しとろみがついたら角切りの梨を加え、 器に流して冷やし固める。
まとめ
ようやく暑さもひと段落したとはいえ、 まだ日中は暑い日もあります。 夏の疲れを秋に持ち越さないためにも、 食材からの恵みを沢山頂いて 元気に過ごしたいものですね。 大自然の恵みに感謝、 美味しく戴けることに 幸せを感じながら 美味しく作ってご家族や大切な人を 喜ばせてあげて下さいね。

