紫外線対策は外からと身体の中から。摂るべき栄養と食事レシピ
季節が良くなってくると、お出かけしたり、アウトドアを楽しむなど、外出する機会も増えますね。
そんな時に気になるのが紫外線。
春から夏にかけて 一気に日差しも強くなり、紫外線の量も増えます。
紫外線による悪影響
紫外線は肌の色が黒くなるだけではありません。
子供の頃なら、一旦肌が焼けて黒くなっても すぐに元に戻っていました。
が、15歳を過ぎる頃から、徐々に元に戻る のが遅くなり、
その結果、シミになって残ったり しわの原因になってしまうんですね。
いわゆる、肌の老化は紫外線が大きく影響しているんです。
最近は オゾン層の破壊によって、紫外線量もかなり増えていると言われています。
長時間紫外線を浴び続けた結果、皮膚がんになる恐れもあるそうです。
たかが日焼け、と済まされないですよね。
紫外線対策
日焼けしない為に 日焼け止めクリームを塗るのは 当然の事ながら、
紫外線に強い肌にするためにも、日々の食事は大切です。
得に敏感肌や日頃から肌が荒れがちの方は、日焼け止めクリームだけでは紫外線によるダメージが 返って肌を痛めてしまいかねません。
紫外線対策になる栄養素
紫外線を浴びると、活性酸素が増えてしまい、それが肌トラブルの原因になってしまうんですね。
日焼けした後はもちろん、日焼けする前から皮膚を丈夫にするためにも、
しっかり栄養を取って対策しましょう。
活性酸素から守る抗酸化作用があるのは、ビタミンA,C,E、それとリコピンです。
これらは「ビタミンエース」と呼ばれ、美肌作りのビタミンとも言われます。
それぞれ順番に見ていきましょう。
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜を強くする働きがあります。
レバーに多く含まれ、にんじんやかぼちゃ、パプリカ等の色の濃い野菜に多く含まれている栄養素です。
油と一緒に調理する事で吸収が良くなるので、調理する時はそれを念頭において作られると良いですね。
ビタミンC
ビタミンCは コラーゲンを作ったり、シミの原因である
メラニンが出来るのを防ぐ役割があります。
いちごやキゥイ、かんきつ類、ピーマンにも豊富に含まれています。
ビタミンCは水溶性なので、水に溶けやすく熱に弱いので、
できるだけ生で戴くようにしましょう。
ビタミンE
ビタミンEは、老化予防に効果的な栄養素です。
アーモンドなどのナッツ類や アボカド、卵にも多く含まれています。
オリーブオイルにも含まれているので、ビタミンAを含む食材等はオリーブオイルで炒めると より効果的ですね。
リコピン
リコピンには、活性酸素を除去する 抗酸化作用が強いです。
トマトに多く含まれているので、サラダにする等、
積極的に食べると良いですね。
トマトは、リコピンの他、ビタミンACEも含むので
紫外線対策には欠かせませんね。
そのリコピンは、油と一緒に摂る、加熱すると
効率よく摂る事が出来るので、トマトソースにする等
多めに作っておかれるのもお勧めです。
紫外線対策になる食事レシピ
紫外線対策になる栄養素をたっぷり含んだ です。
野菜は古くなって鮮度が落ちると ビタミンの含有量も減ってしまうので、
出来るだけ新鮮なうちに調理しましょう。
焼き野菜のピクルス
【材料】
パプリカ(赤・黄)…1ケ
かぼちゃ…1/8ヶ
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2ケ
ブロッコリー…1/2ケ
キャベツ…1/8ケ
ミニトマト…1パック
Aにんにく(すりおろす) 1かけ
Aしょうが( 〃 ) 〃
A砂糖 大2
A塩 小1/2
A酢 50cc
A水 80cc
【作り方】
1.トマト以外の野菜は全て食べやすい大きさに切る。
2.オーブン皿にキャベツ、トマト以外をのせてオリーブオイルを全体にまわしかけ、200℃のオーブンで約10分焼く。
3.その後、キャベツとトマトをのせて軽く塩、コショウして 更に約10分ほど焼く。
4.ポリ袋にAを合わせておき、焼野菜を加えて 全体にピクルス液をいきわたらせ、空気を抜くようにして袋の口をねじり、30分~冷蔵庫に入れて浸ける。
※頂く時に、オリーブオイルやゴマ油をかけても美味しいです。
まとめ
これから夏にかけて、益々紫外線は強くなってきます。
日焼けしたからと言って、慌てて対策するのではなく、日頃から
ビタミンを含む 旬の野菜やフルーツをたっぷり摂って
身体の中から紫外線対策をし、健やかな肌と健康を保ちましょう。
飲み物も、できるだけトマトジュースを飲むなど 取り入れやすい事から始められると良いですね。